カテゴリ:日々( 48 )


2011年 04月 29日

それは柔らかく、スローモーション。

c0176209_19295666.jpg

[PR]

by ozzaken | 2011-04-29 19:30 | 日々
2011年 04月 24日

あいつ

歩いているときに目に入るすべてのものをつぶやきながらだと、本当に口に出したいものがなかなか頭に浮かんでこない。ゴミ箱・看板・男・女・横断歩道・空・不動産・エステ・美容院・話してる人・ぼくを横切った人・今の人は僕のことを「今僕のことを横切った人だな」なんて思っているだろうか。思っていたら、どうしよう。僕もおんなじこと思っていたと伝えるべきだろうか…おんなじ感動を分かち合えるだろうか。だいたい「きもちわるい!」なんてすぐ逃げられるに決まってる。あいつだってぼくと同じこと考えていたくせに。ちゃんと相手に伝えようとした僕のほうがあいつよりはるかに頑張っている。あいつはたぶんこれから先「あの人におんなじこと思ってるよ!って言えなかった。そんな気分じゃなかったし、いや、そもそも言える勇気なんて僕は持ち合わせていなかった。あいつのほうが僕よりはるかに頑張っている…!」と、思い悩むに決まっている。その苦しみは人一倍わかる僕だからこそ、あいつの気持ちを慮ってやれるのだ。そういうところからも、僕はあいつよりも勇気や思慮深さがあるといえる所以だと考えている。ぼんやりしながら歩いていると、回りの風景なんか頭に入ってこない。当然、目に入ったものを口に出して歩くなんてことも、僕が意識している範囲内ではしていないはずだ。もしも僕の横に僕の挙動をしっかととらえて「今目に入ったものを口に出して言うなんてこと考えてなかったでしょ!」といってくれる人がいるとしたら、それは当たっているといわざるをえない。そんな人間がいたら…というもしもの世界の話だ。そんなことを考えながら歩いていたら、突然凶暴なトラックが襲いかかり、四肢を乱暴にむしりとっていった。終わり。
[PR]

by ozzaken | 2011-04-24 07:41 | 日々
2011年 04月 09日

ねぇ。病気

c0176209_7393348.jpg

[PR]

by ozzaken | 2011-04-09 07:44 | 日々
2011年 04月 03日

遠く近く白く流れる

c0176209_10513378.jpg

[PR]

by ozzaken | 2011-04-03 10:56 | 日々
2011年 02月 20日

All Erase Ok

南青山での展示後に画材屋で購入した油絵の具。

上手く使いこなせない油絵の具。澱んだ溶き油の香りに
しっとりと溶かされた赤い夕方。今日はもう終わるから。

鍵盤の上には破れた楽譜と黒い油絵の具。All Erase Ok

c0176209_021429.jpg

[PR]

by ozzaken | 2011-02-20 00:02 | 日々
2011年 01月 30日

鏡の奥で君が笑う

目が覚めると朝だった。もう一度目を開くと日が暮れていた。

c0176209_1637173.jpg


少しだけ開いていた部屋の窓を、そっと閉じた。窓の向こうは月。
部屋の中には温かいスープ。かじかんだ手はそのままで眠りについた。
[PR]

by ozzaken | 2011-01-30 16:27 | 日々
2011年 01月 19日

とどめたいから

もしも。もしかしたらと、容をよくしようとすればするほど、
スコップで削れて小さくなる砂場にしか存在できない砂の城のようだ。

c0176209_21035.jpg


やがて水分は抜け落ち、所々に穴が開き、それは風が吹けば
ほろほろと老いぼれて、猫はなにかを咥え、ある町の煙突から煙が昇る。
[PR]

by ozzaken | 2011-01-19 21:19 | 日々
2011年 01月 09日

不鮮明だから気になる。

どうぶつチョコビスケットが甘くてとても美味しいです。

別にそれは、どうぶつじゃなくて、昆虫チョコビスケットでも
美味しかったんだろうな。適度なサクサク感とチョコとビスケットの
甘さと、どこか懐かしい風味が心の中を少しだけ豊かにしてくれる。

スーパーの肉売り場や魚売り場を歩くと、魚や牛や豚や鳥などの
肉片がきれいにたたまれてパックされて陳列されているのを日常の
生活の中で目にしているけれど、それは誰かに買ってもらって

焼いたり煮たり、生のままで食べてもらうための一つの形で
それは一つの儀式のようにも感じた。食べてもらいたいからとは
決して、魚や牛や豚や鳥は語らない。肉は語らない。肉に口なし。

静かだからそこに陳列されているだけの肉を僕は食べるよ。
塩などをふって僕は食べるよ。あの人は今なにをしているのかな。
あの人は今、僕のことを思い出しているのかな。あの人は今、何の肉を
食べているのかな。僕は今、どうぶつチョコビスケットを食べているよ。

たった今口にしたどうぶつチョコビスケットには、イルカの絵が
プリントされていたよ。その前まではどうしても思い出せないでいます。

横浜の夜景はキラキラとてもきれいだった。キラキラというきらめきと
賑やかな音はセットというイメージが僕の中に埋め込まれているためか、
人気はなく音もなく静かに、肌寒い夜をただキラキラと光り輝いている

その光景は特異なものだった。それは実に見えないな。いないかのよう。

c0176209_22232258.jpg

[PR]

by ozzaken | 2011-01-09 22:23 | 日々
2010年 12月 31日

こんにちはありがとうさようなら2010。

家の掃除をした。掃除をして新しい一年を迎えるためです。

表に出ると、どこの蕎麦屋も店先で年越しそばを売っていた。
僕はというと寝具店でどてらを購入したので、家にいる時間は
常にどてらを着ています。寝具用に作られているだけあって、

とても保温力があり、着用したまま眠ったりしております。

みかんとりんごを大量にいただいたので、みかんを食べたり
りんごを食べたりしています。みかんのような人間という
意味でなく。りんごのようになるよ、という意味でもなく。

みかんの皮の下はみかん色であって、林檎の皮の下は白っぽい。

汚い僕の皮膚の下は肉の色。肉や地面の色は何色なのでしょうか。

喫茶店でコーヒーを飲んでいるときに、周りに存在する人達の
会話はまるであたまの中に入っていない。例えるならば白い
画用紙に、何色もの色鉛筆でグニャグニャに塗り重ねたような
イメージで、それは巻戻すことも、早送りすることも、一時停止
することもできない。何色にも何語にも例えられなかった僕は

たった一人だけ取り残されたような孤独感を感じ続けています。

やりたいことはそれなりにあるけど、どれから手をつけていいのか
わからない。目の前にある現状から崩していこう。淡々と。耽々と。
[PR]

by ozzaken | 2010-12-31 22:42 | 日々
2010年 12月 26日

思い出は上書き保存。

いつもと特別なにが違うというわけではないのだけれど、いま時期の
この空気はどこか特別な感じがして、理由なくソワソワしてしまう。

今年一年、とても残念でがっかりしてしまった人や、思わぬ刺激に
出会いもあり その全てが水飴のように混ざり合い、塗り固められて
2010年の みかん3つ分の憂鬱になり、たった1つの作品になりました。

c0176209_19412154.jpg

[PR]

by ozzaken | 2010-12-26 19:41 | 日々