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2011年 01月 30日

鏡の奥で君が笑う

目が覚めると朝だった。もう一度目を開くと日が暮れていた。

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少しだけ開いていた部屋の窓を、そっと閉じた。窓の向こうは月。
部屋の中には温かいスープ。かじかんだ手はそのままで眠りについた。
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by ozzaken | 2011-01-30 16:27 | 日々
2011年 01月 19日

とどめたいから

もしも。もしかしたらと、容をよくしようとすればするほど、
スコップで削れて小さくなる砂場にしか存在できない砂の城のようだ。

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やがて水分は抜け落ち、所々に穴が開き、それは風が吹けば
ほろほろと老いぼれて、猫はなにかを咥え、ある町の煙突から煙が昇る。
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by ozzaken | 2011-01-19 21:19 | 日々
2011年 01月 09日

不鮮明だから気になる。

どうぶつチョコビスケットが甘くてとても美味しいです。

別にそれは、どうぶつじゃなくて、昆虫チョコビスケットでも
美味しかったんだろうな。適度なサクサク感とチョコとビスケットの
甘さと、どこか懐かしい風味が心の中を少しだけ豊かにしてくれる。

スーパーの肉売り場や魚売り場を歩くと、魚や牛や豚や鳥などの
肉片がきれいにたたまれてパックされて陳列されているのを日常の
生活の中で目にしているけれど、それは誰かに買ってもらって

焼いたり煮たり、生のままで食べてもらうための一つの形で
それは一つの儀式のようにも感じた。食べてもらいたいからとは
決して、魚や牛や豚や鳥は語らない。肉は語らない。肉に口なし。

静かだからそこに陳列されているだけの肉を僕は食べるよ。
塩などをふって僕は食べるよ。あの人は今なにをしているのかな。
あの人は今、僕のことを思い出しているのかな。あの人は今、何の肉を
食べているのかな。僕は今、どうぶつチョコビスケットを食べているよ。

たった今口にしたどうぶつチョコビスケットには、イルカの絵が
プリントされていたよ。その前まではどうしても思い出せないでいます。

横浜の夜景はキラキラとてもきれいだった。キラキラというきらめきと
賑やかな音はセットというイメージが僕の中に埋め込まれているためか、
人気はなく音もなく静かに、肌寒い夜をただキラキラと光り輝いている

その光景は特異なものだった。それは実に見えないな。いないかのよう。

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by ozzaken | 2011-01-09 22:23 | 日々