2010年 12月 31日
家の掃除をした。掃除をして新しい一年を迎えるためです。 表に出ると、どこの蕎麦屋も店先で年越しそばを売っていた。 僕はというと寝具店でどてらを購入したので、家にいる時間は 常にどてらを着ています。寝具用に作られているだけあって、 とても保温力があり、着用したまま眠ったりしております。 みかんとりんごを大量にいただいたので、みかんを食べたり りんごを食べたりしています。みかんのような人間という 意味でなく。りんごのようになるよ、という意味でもなく。 みかんの皮の下はみかん色であって、林檎の皮の下は白っぽい。 汚い僕の皮膚の下は肉の色。肉や地面の色は何色なのでしょうか。 喫茶店でコーヒーを飲んでいるときに、周りに存在する人達の 会話はまるであたまの中に入っていない。例えるならば白い 画用紙に、何色もの色鉛筆でグニャグニャに塗り重ねたような イメージで、それは巻戻すことも、早送りすることも、一時停止 することもできない。何色にも何語にも例えられなかった僕は たった一人だけ取り残されたような孤独感を感じ続けています。 やりたいことはそれなりにあるけど、どれから手をつけていいのか わからない。目の前にある現状から崩していこう。淡々と。耽々と。
by ozzaken
| 2010-12-31 22:42
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